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医療設備案内

CT(コンピュータ断層撮影機)
CTを導入いたしました01
CTを導入いたしました02

当院では歯科での普及率が6%程度と言われる、CT(コンピュータ断層撮影機)を導入いたしました。

通常のX線撮影では、歯やアゴの骨の状態を二次元でしか確認できないため、色々な病状(歯の根の病気や歯周病の病状)を見落としてしまう可能性は否定でき ません。CTを撮影することによって、あらゆる方向から三次元で歯やアゴ骨の状態を確認可能なため、詳細な診断が可能になります。
撮影時間も9.4秒と極めて短く、放射線の被曝量は、医科用CT撮影(頭部)の1/77~1/23以下です。
限られた病変(歯の神経の治療、歯周病の治療、親知らずの抜歯など)においては保険適用での撮影が可能です。
また、インプラントの手術をする際には、アゴの骨の状態を診査するには必ずCT撮影が必要であり、その後の定期診査にも非常に有効です。
医科用CT撮影に比べると少ないながらも、被爆のデメリットもありますので、必要に応じて使用し、診査・診断に大いに役立てていきたいと思います。

デジタルX線
デジタルX線
デジタルX線02

当院ではX線撮影装置として、「デジタルX線」を導入しています。
今までのアナログ(フィルム)形式と比較し、X線被爆量が1/4、撮影時間が1/2に短縮できるため、X線の被爆量を少なく、待ち時間も少なくできます。
また、現像時間も1/10に短縮しているため撮影直後の確認が可能で、再撮影のためにX線撮影室に移動して頂く手間も省くことができます。
撮影した画像は診療台の液晶モニターで何倍にも拡大可能で、明るさやコントラストも自由に調整が可能なため、患者様にご納得のいくご説明が可能になってい ます。

拡大鏡
拡大鏡

歯科の治療において、わずかなすき間や段差が問題になるような以下の場合、特に細かな単位(1/10mm以下)で見る必要性があります。
1.虫歯を削る時
2.詰め物をする時
3.技工士さんに作って頂いた被せ物が歯に適合いるかをチェックする時
4.歯の根の治療をする時
肉眼では見えないような、ほんの少しの虫歯の削り残しや、詰め物と歯のすき間から、虫歯が再発してしまうことがあります。また、歯の根の治療時には、神経の取り残しがある場合には、治療後の痛みの原因になります。
新しい知識・技術があっても、これらのものが見えていなければ確実な治療を行なうことはできません。
人間の肉眼では見えないような細かい治療を的確に行なうために、当院では、2.5倍の倍率で口の中を見ることができる拡大鏡を活用しています。

回転式根管治療器とニッケルチタンファイル
回転式根管治療器とニッケルチタンファイル02
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